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No1 マーチンギターの縦ロゴと横ロゴの違い

マーチンギターの縦ロゴと横ロゴの違いをご存知でしょうか?



実は縦ロゴと横ロゴは 倍音の違い なのです。



縦ロゴは新品でも豊かに倍音を発生するのです。


次の実験をしてみてください。1弦を1回だけ弾いてみます。


1秒後の音に注目してみましょう。


基音は330Hzですが,1秒後にオクターブ上の 2倍音660Hzが聞こえてくるかどうかです。


基音が出てから約1秒以内に 2倍音が聞こえてくるなら倍音が聞こえるギターと言えます。



普通のギターは基音が鳴って,それが時間と共に減衰していくと思います。横ロゴD28はこちらになります。


基音が出てから約1秒以内に2倍音が聞こえてくるギターは余韻がリバーブをかけたように美しく響き, 2本の弦を弾くと揺れが発生し,コーラスをかけたように感じられます。


ギターの生音がすでにコーラスとリバーブを持っている状態なのです。










以下の写真はD28の1弦を弾いて1秒後です。

2倍音660Hzは大きく響きませんので,330Hzの基音が強く感じられます。


次の写真は縦ロゴのJ-40というモデルで,ランク的にはD41と同じものになります。


2倍音の音量が明らかに高いのです。これがいわゆる倍音が聞こえる,倍音を感じるというレベルになります。基音の音量に近いほど倍音が鳴るのです。



マーチンの縦ロゴいわゆる40番台ではD41,42,45が有名ですが,全て倍音を高レベルで発生します。しかし,よく聞くと倍音の種類に違いがあります。


41と比べると42は高音の倍音がさらに強く,45は高音に加えて低音にも変化が感じられます。


マーチン社は41,42,45の違いは貝の飾りの違いと言います。もちろんデザイン上の違いは明らかです。


しかし,倍音の成分や種類という音の点でも私は大きな違いを感じるのです。貝によって倍音が変わる訳ではないはずです。


マーチン社は公に何も公表していない事柄ですが,私は倍音にも違いがあると思います。


これらを動画にして解説してみました。


OTS LAB チャンネルをぜひご覧ください。











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