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​WAI WONG MD

​写真の色合い、杢目は一例です。ギター個体によって異なります。

WAI WONG MD

税込定価:880000円

トップ:ジャーマン・スプルース

サイドバック:ホンジュラス・ローズウッド

ネック:アフリカン・マホガニー カーボン補強

指板&ブリッジ:エボニー

ペグ:Gotoh 510

ナット&サドル:牛骨

弦長:645mm

​弦:ダダリオXS

塗装:ウルトラスィンPU

​ネックジョイント:スペイン式ヒールレス

お問い合わせ

ただいま都内楽器店様にて展示販売しております。

​試奏ご希望の方もお問い合わせくださいませ。

中国で最も注目されるルシアーの一人,WAI WONG(ウェイ・ウォン)により,中国遼寧省の工房でたった一人で全てを作り上げる本物のハンドメイドギター。WAI WONGはトップとバックを貼り合わせる前に,擬似的に枠に入れて固定し,本接着前にトップとバックのタップトーンを科学的に周波数をチェックします。音に関しても外観に関しても丁寧な作りを感じさせます。

 

ボディは小さめのドレッドカッタウェイで645mmスケール。さらに弦高は低くめで弾きやすいのですが,驚くのはスモールボディとは思えない程の音量の大きさとダイナミックレンジです。弱音から強音までの幅がすごく広く,音楽そのものの表現力が向上します。

WAI WONGギターは工場製のギターのさらに上を行く丁寧な製作を実現している手工ギターと言えます。塗装はラッカーだと信じて疑わなかったのですが,超極薄のPUだったのです。極薄PUを使っているので汗などの耐久性があり,同時に音の良さも実現しているのが驚きです。これはまさに中国人ルシアーの中でも最も注目されているWAI WONGギターとOTS LABのコラボギターです。私が中国の彼の工房を訪ねてそこで倍音の加工をして完成したギターがついに登場いたしました。

円安が続くと今回の定価も改定せざるを得ないのですが,今回は初回なので,多くの人にこのギターを知って欲しいと思い,限界に近いお値段を設定いたしました。もちろんオーダーも受け付けております。納期は約10-12ヶ月となっております。

 

中国の遼寧省は日本の東北地方に緯度が近く,気候的にも湿度が高くないのが良い点です。中国南部やアジアの湿度が高い地域で製作されたギターをエアコンの暖房がかかっているような湿度が低い地域に持ち込むとギターのコンディションが変化する場合が多く,安定性という点では1年を通して涼しい気候の地域で製作されたギターの方が有利と言われています。(ちなみにベトナムの南方で作られるAyersギターは恐らくベトナム国内で唯一材料庫に24時間エアコンがかかっており,温度と湿度を管理しています。他の工場は外と同じ環境でギターを製作するため,東南アジア以外に持ち出す際の安定性に不安があります。)

余談ですが,一般にローズ系の最高峰はブラジリアン・ローズウッドと言われています。しかし,ワシントン条約により輸出が制限された現在はブラジリアン・ローズウッドに変わる木材としていくつかの選択肢があります。インディアン・ローズウッドよりも高級なサウンドを求めると,多くの人が良いと感じる材料に,マダガスカル・ローズウッド,ココボロ,ホンジュラス・ローズウッドなどが挙げられます。このWAI WONG MDにはホンジュラス・ローズウッドが使用されていて,通常のインディアン・ローズよりもアップグレードされたものに感じられると思います。

手工品の多くは特別な材料を使い,工場製の多くは容易に入手出来る素材を使います。こうした材料費の違いも手工ギターの価値の一部と言えます。ホンジュラス・ローズウッドの手工ギターにOTS3.0の倍音を加えた究極のギターをこの値段で提供できるのはかなり特別な機会ではないかと思います。ぜひ詳細をお問合せください。

WAI WONG GUITAR

​ただ良いギターを作りたい。それだけだ。WAI WONG

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